好感の持たれる態度

「態度がよい」とか「態度が悪い」と日常ではよく出てきます。態度とは、身振りや身体の構えという、外観の姿勢という意味の他に、行動への構えという心の姿勢までをも表しています。
姿勢や礼儀正しい態度は、仕事をする際の基本です。一生懸命仕事をしている態度は患者さんの信頼感や安心感につながります。まずしっかりした正しいかたちをとり、十分気をつけるよう心がけましょう。

1.座った場合の姿勢

無意識のうちに足組、貧乏ゆすり、腕組み、頬づえ、ポケットに手を入れるなどなりやすいので、常に安定感のある姿勢を心がけましょう。
(1)患者さんに背を向けないで正面向きに座ります。
(2)反り身にならないようにしましょう。
(3)両足を床にしっかりつけ、背筋を伸ばします。
(4)腕組みはしないようにしましょう。
(5)キョロキョロしないようにしましょう。

2.立った場合の姿勢

立って患者さんと話をする時は、手を後ろに組んだり、腕組みは好ましくありません。落ち着いた親しみのある姿勢で患者さんの話を十分聞くことに心がけます。
(1)両手は体の前に軽くそえ、両足をそろえます。
(2)口は軽く結び、にこやかにします。
(3)視線は患者さんの目より少し下にします。

3.おじぎの仕方

(1)頭だけ下げないで、腰から折ります。
(2)両手は親指を中に入れて、前で軽く組みます。
(3)タイミングよくその場に応じたおじぎをする。
会 釈
:あいさつなどで一番軽いおじぎは会釈です。これは上体を15度倒します。廊下 ですれ違う場合など笑顔を添えて会釈をします。 
普通礼:出迎えや見送りなどは普通礼です。これは上体を30度倒します。そのまま 1、2、3と数える間静止して、上体をゆっくり起こします。 
敬 礼:お礼や謝罪などは、敬礼です。これは、上体を45度倒します。そのまま 1、2、3、4と数える間静止して、上体をゆっくり起こします。
4.歩き方

(1)靴は引きづらないように、音をたてないようにしましょう。
(2)体はゆすらないようにしましょう。
(3)ポケットに手を入れて歩くのは慎みましょう。
●病室に入るとき、そこは患者さんのテリトリーであり、プライベートな所です。あいさつ をしながら入っているでしょうか。 
看護婦という立場から「面倒みてやっている」「世話をしてやっている」という感覚で横柄になってしまうことがあると思います。一人の人間として尊重する態度を心がけたいとおもいます。(看護婦さんの声)
●接遇は私たちの日常の業務の中で評価されるものです。なんとなく無造作に行われていることが、批判や賞賛につながります。ですから、接遇は円満な人格が培われてこそ、円滑になるものと思われます。ところが、この人格形成はある程度完成された状況で就職してきます。そこで変化を求めるとしたら、「教育」がその手段になると思われます。 (看護婦さんの声)