第三回在宅ケアネット渋川

平成15年11月13日(木) 

「看護側から見た褥瘡対策」
―― 褥瘡を作らないために ――
桐生厚生病院  認定看護師 大谷内 千恵先生

<褥瘡の予防>
●褥瘡の定義
●褥瘡発生の要因
●圧迫の予防
  一除圧方法とマッサージ・円座使用の禁忌
  一側臥位時の30度ルール、座位時の90度ルール
●摩擦の予防
  一体位変換時の基本と保温クリームの使用
●ずれの予防
  −ギャッチアップの30度の原則
●褥瘡予防のケアアルゴリズム ースキンケアー
●除庄・減圧用具の紹介
  −エアーマットの使用方法と底づきチェック方法について
●プレーデンスケールに基づく在宅用チェック項目(添付資料参照)

<褥瘡の治療>
●褥瘡の分類
●褥瘡のアセスメント(DESIGNでの評価)
●分類別褥瘡のケアのポイント
●栄養状態の管理
●薬剤の紹介
●ターミナル期の褥瘡ケア

(参考資料)
 プレーデンスケールにもとづく在宅用チェック項目

(1)痛みに対する反応の変化が低下していないか
  ・意識状態が低下していないか
  ・痴呆が進んでいないか
  ・麻痺範囲や程度が進んでいないか

(2)皮用の湿り具合はどうか
  ・尿量が増えていないか
  ・留置カテーテルから尿が漏れていないか
  ・寝具、下着・オムツなどが十分に汗、尿や便を吸収しているか
  ・発熱があって汗が増えていないか
  ・下痢が続いていないか

(3)動き具合が低下していないか
  ・体位変換が規則正しくできるか
  ・痛み、安静指示などのために体位変換の回数が減っていないか
  ・オムツや下着の枚数を増やしていないか

(4)活動性が低下していないか
  ・座也での生活時間が減って、ベット上の生活が多くなっていないか

(5)食事がとれているか
  ・経口摂取量が減っていないか
  ・水分は充分にとれているか

(6)摩擦とずれが増えていないか
  (以下のことは摩擦とずれを起こしやすい)
  ・30度以上のギャッジアップを始めた
  ・自分で体位変換を始めた
  ・自力でペットから椅子への移動を始めた
  ・制御を始めた